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4年ぶりに西粟倉ヒルクライムに挑戦・・結果は?

岡山の西粟倉に到着

2022年9月4日(日)に4年ぶりに岡山の「西粟倉ヒルクライム」に参加しました。コロナ下で大会がなくなったり、あっても躊躇していたのですが、いままで3回の参加実績(2016~18で、但し場所は同じで当時は「ヒルクライムIn若杉」という名前でした)があることや、エントリーフィーが安く(3000円)、コロナのことや天候などの状況次第で無理してまで行かない、不参加でも構わないという前提で申し込んだのです。

当日は、台風の影響の風が心配されましたが、運よく風もそれほどでもなく、晴れでした。朝5時起きで、車にロードバイクを積み、6時に家を出発し、100Km運転し、約1時間半で現地に到着しました。明石からだと播但および山陽、鳥取の各自動車道ともスイスイで予定より1時間以上も早く着いてしまいました!?。会場について見渡してみると、いつもながら高そうなバイクが多く、1グラムの無駄もないレース仕様がほとんどです。私のようなロングライドをする上で、ヒルクライムが避けられないためにやりはじめ、ロングライド同様に完走が目標の参加者はマイナーなのでしょうね。

今回、久しぶりに来てみて驚いたのは、ディスクブレーキが、半分近くもあったことです。時代の流れなのでしょうね。私のような輪行をする場合には、ディスクは少し厄介(バイクを畳む時に壊れないかとか・・)なのですが。

9時過ぎからの開会式のあと、170名ほどの参加者が、10時10分から順次スタートして行きます。若いグループからですので、私は、60才台(Eグループ)と70才台(Fグループ)、女性(W)の3グループ約15名とともに、最後での一斉スタートです。(エントリーはE12名、F2名、W1名でした。) 最後のスタートというのは、順位を争う参加者に迷惑をかけず、これもいいですね。

開会式の様子

私は、距離12キロ、獲得標高806mの完走が目標でしたので、後ろから4番目ぐらいで、ゆっくりベースで行きましたが、過去3回のコースと違い、勾配がきついのです。あれっていう感じです。ちょっと戸惑いながら我慢して登っていきました。途中、6Kmくらいまでで、50才台(Dグループ)から遅れてしまった人が2名と、高校生のママチャリ参加(ほんとうにすごいことです。よく登ってこれたねと声をかけましたが・・)1名を抜きました。もっとも、後ろにいた同じEグループの1名と紅一点の女性には抜かれましたが・・。そんな中、8キロ地点で、何やらスタッフが進行を止めているので何事か聞くと、「タイムーオーバー」とのこと???。初めてのことで、そういえば、開会式の時に「11時までに、チェックポイントに着かなければ・・」と言っていたような。他人事で聞いていました。

どうも私の前にいた2名と後ろの5名(多分?)が、タイムオーバーのようです。残念ながら、今回は記録も残らないようです。今まで3回は、ネットに記録が残っていたのに・・。

その後、一緒に下山した中で2名の参加者(EとFグループ)が、メインのスタッフに、少しタイムオーバーが早いのではという質問をしておられました。1名のFグループ(70才台)の方は、あっちこっちの大会の参加経験者で、「ここは一番早いタイムオーバーではないか」とくい下がっておられました。その時のスタッフの回答は、「前回春の大会もこの時間で切り、誰もリタイヤがなかった」ということでした。(コースは一緒なのかは調べていませんが・・)

よく考えてみると、この70才台の方は、参加者が少ないので完走さえすれば、表彰台なのです。私は全く縁がないのですが、表彰台に立つって、いくつになっても、きっと頑張ったあかしで気持ちのいいものなのでしょうね。

当日の記録:スタートから8Kmでタイムオーバーでリタイヤ。下山と合わせ、計測は、往復距離17.26Km、時間:1H22M40S、平均時速12.4Km。獲得標高634m(ゴールの場合は、806mでした。)

(追記)最後のスタートの後ろに、登録外(ゼッケンなし)の若い方が「抜かない」ということを条件に「一緒に走らせてもらってます」と言っておられました。この方がすごい高そうなバイクで、いかにも早そうな恰好でかつグローブなしでした。私達たちがタイムオーバーで待っていた時も余裕でしたが、あの人は何だったのしょうか。聞いておけばよかった。有名な人だったのでは?

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ファイナンシャルプランナー(FP)3級&2級受験!結果は?

還暦後にボケ防止で、TOEICはじめ、試験を受けるのも刺激があって続けているのですが、すぐに達成感を味わえる試験はないかとリサーチした結果、「ファイナンシャルプランナー(FP)」を見つけました。(正直に言いますと聞いたことがある程度でした。)

そこで、さっそくネットで過去問を見つけましたので、試しにFP3級の試験をやってみると全くの白紙からですが、学科60問中40問正解、実技20問中10問正解でした。えっという感じです。というのは6割で合格と書いてあり、テキストを買えばすぐ合格できるかも・・と思いました。でも、3級よりもさらに2級があるとのことですので、当面2級合格を目標としました。6割とれば、みんな合格というのも、士業試験みたいに上位の数%とかと違っていいですよね。若い人に迷惑がかからない・・。

2021年の9月末に3級のテキスト「TAC2021―2022年版 みんなが欲しかった!FPの教科書3級」1600円のみ買い、問題集をどうしようかと思ったのですが、ネットで「FP3級 過去問道場」というのを見つけ、これだけでいくことにしました。

その後、過去20回分(2021/9~2015/1分)を3回して、2021年1月23日の甲南大学でのFP3級試験に臨みました。当日は、コロナ対策もあり、非常に寒くて午前中の10時からの学科の試験で腰と足が冷えて困りました。学科試験は2時間あるのですが、30分ぐらいでできたので、寒さから解放されたくて退出可能時刻の11時にすぐに退出し、阪急岡本駅近くのコープまで、使い捨てカイロを買いに行きました?! その結果、午後の実技の試験は快適に受験できましたね。

2022年3月4日にFP3級の結果が届きました。学科56問正解/60問、実技17問正解/20問でした。6割で合格ですから、十分でした。

これに合格し、やっとFP2級が受験できますので、すぐにFP2級の2022年5月22日の受験申込みをしました。今回もテキスト「TAC2021―2022年版 みんなが欲しかった!FPの教科書2級」1900円のみ購入し、問題集は買わずに、ネットの「FP2級 過去問道場」で学習することにしました。3月から受験日まで過去問10回分を4回しました。

この試験で思うのは、テキストは抜粋しか書いておらず、結局は網羅的な勉強ができないことから(そんなテキストがあるかはわかりませんが)、過去問で守備範囲を広げていくしかないと思いますね。

2022年5月22日に、また甲南大学で受験しました。今回は午前の学科は1時間でできましたが、午後の実技は、3級と違い倍の40問ですので、時間一杯まで頑張りました。

2022年6月29日に結果が、ネットで見れるようになりました。ネットでは赤字で「完全合格」とでました。これは、学科にも実技も合格したという意味のようです。とりあえずはほっとしたというのが実感です。

ネットの合否判定がこれ!

このFP2級をとってこれからどうするのということですが、説明書によると、さらに認定研修(通信教育)を済ませたら、「AFP資格」(Affiliated Financial Planner)が得られると書いてあるのです。でもよく読むと年会費とかブラッシュアップの2年毎の資格更新があり、さらに上の「CFP資格」(Certified Financial Planner)には、50問120分の試験と3年の実務経験が必要と書いてあります・・。うーん?。

現役の頃に資格試験を受けない理由として、「足の裏についたご飯粒」とよく言いましたが、FP2級や、AFP資格も、はやり同じですね。「(資格を)とっても食べれない。」ですよね。

今回はネットの「FP3級と2級の過去問道場」さんには、本当にお世話になりました。感謝感謝です。今回の投資は、テキスト2冊で3500円、受験料3級6000円、2級8700円、計18200円也。なお、今回の受験で投資の一般常識にはそれなりに役に立ちそうですが、達成感はあまりなかったですね。なぜでしょうかね・・。

(追記)2022年7月4日に、合格証書と結果通知が届きました。2級試験の結果は、学科が52問正解/60問、実技が35問正解/40問でした。6割で合格ですから、十分だったようです!

届いた合格証書(下が今回の2級)

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ロードバイクで伊豆半島一周ソロライド283キロに挑戦・・激坂、野猿の群れに遭遇、落車も

伊豆半島一周の計画(距離は推定)

コロナ禍のソロライドも四国一周、沖縄一周、門司-長崎と3回を終え、次回はどこかと考え、検討の結果、今年2022年は、「伊豆半島一周」、できれば、私が好きな「箱根駅伝5区」を走ってみたいということもあり、チャレンジしました。

今回、色々調べていく過程で移動は「WILLER」バスの輪行予約に特化したサイトがあり、大阪-静岡3000円台という広告に釣られて、初めてですが使ってみたのです。

伊豆半島一周「イヅイチ」ついてのブログやユーチューブを見ると、どうも2日くらいで走っている人が多いようでした。ルートも色々ですが、私の場合は箱根駅伝5区を走ってみたいので、一番外廻りのコースを検討しました。距離では283キロと出ましたので、距離的に3日間で余裕で行けるかなと思いました。→これが大きなミスでした。

一応の予定として、初日は沼津から128キロで下田まで、2日目は107キロで小田原まで、3日目は48キロで沼津までの案を作り、後は天気を見ながら、結局5月28日スタートとしてバスを押さえました。また、「じゃらん」で見ると、29日は土曜のためホテルの確保の心配があり、普通は足の調子をみて当日予約ですが、今回は前日予約をしました。これが結局、初日の距離を欲張り過ぎたという結果になりました。(後掲)

〇伊豆半島一周挑戦・・前日:2022/5/27(金)・・夜行バス初体験

23:20大阪梅田スカイタワー発のWILLERバスに乗りました。バスは四人掛けシートで、横の席との間仕切りや頭を覆うフードがあり、アルコール消毒を含めコロナ対策もよくしてあり少し安心しました。走行中に関しては、途中乗車やトイレ休憩でよく止まることや、リクライニングとはいえ、慣れないとそうそう眠れるものではありませんね。私は結局、ウトウトの時間ばかりで熟睡感はありませんでした。

〇伊豆半島一周挑戦・・1日目:2022/5/28(土)・・激坂に心が折れそう &西伊豆で野猿の群れに遭遇と恐怖。

バスは、沼津駅北口に8時15分頃につきました。それからロードバイクを組み立て、9時にスタートしました。今日は予定では128キロです。とりあえず「沼津御用邸」の看板を見つけ、その後、県道17号線の海沿いの道を道なりに行きます。

途中休憩:富士山ビュースポット戸田

西伊豆までは、これでもかという激坂と少しのダウンヒルの繰り返しです。さすがに「こんなはずじゃなかった」という思いになります。さらに南伊豆に入るとほとんど車もまれにしか通らないという状況です。そんな中、ダウンヒルの前方に車(アルファード)が止まっていました。よく見ると車の前に猿が数匹群れでいるではないですか。こちらは恐怖です。幸いダウンヒルでしたので、進行方向の左側車線には猿がおらず、数匹が反対車線の車にたむろしている状況でしたので、フルスピードで横を通り抜けることにしました。これが成功しました。もし、上りで時速8キロぐらいしか走れないならと考えるとゾッとしました。今回は、車の運転手さんが猿を引き付けてくれたので感謝です。

(予約したホテルに予定の時間にいけない?)

一周の初日の宿泊先は、土曜日で混むので前日予約をしていました。ということで、今日は何としても、下田まで行かねばならないのでした。実は、80キロあたりで数年ぶりで、両足を攣(つ)るという事態が生じました。めまい症(BPPV)による1か月以上の練習ブランクと、宿泊先を決めたため朝から時間に追われ、まともな休憩を取らなかったせいかもしれませんね。100キロぐらいの地点でまだ20キロ以上残っているのに、4時半を過ぎていました。

困った。そこで激坂の手前で足を休めていたら、ひと気のない山の中で唯一、畑仕事のおじいさんがいたので、下田までどれくらいの峠越えがあるのか尋ねると、「この上の峠をひとつ越えると後は、下りになるよ」とのことでした「????本当かな」と思いつつ、10分ほどの休憩とホテルに遅延連絡をしました。その後、このおじいさんの言う通りでした。この時点で心が半ば折れそうでしたので、この言葉には勇気をもらいました。多分、あの時、話をしなければへこたれていたでしょうね。(きっと宿泊もキャンセル、無論100%ペナルティをしていたかもです。)

その後、順調に20キロのダウンヒルを走り、無事5時26分に「下田伊藤園ホテルはな岬」に辿り着くことができました。このホテルでは、飲み放題、食べ放題でしたので、久しぶりにランドリーだけで済み、一日(というか二日分)の疲れを取りました。

この日の走行距離:119.7キロ(最南端ヒリゾ浜の道を時間がなくスキップしました。)、平均18.1キロ、走行時間:6時間36分。

やっとたどり着いた下田のホテル

〇伊豆半島一周挑戦・・2日目:2022/5/29(日)信号で止まり、ゴーした瞬間に道路上異物で落車する!!!

今日は下田から小田原までの予定107キロです。下田を出て海沿いの道を進みます。道は相変わらず、アップ、アップ、ダウンという感じです。国道135号線に順調に伊東市に入りました。ここで思わぬトラブルに見舞われました。135号線の平坦な道で信号待ちをして、走った後すぐ、道路上にある鉄のアンカー(多分、左折レーンと直進レーンを区切る鉄の突起物)に引っ掛け、落車をしてしまったのです。私は今まで3回の落車があり、最初の落車は、2012年9月の全くの初心者のときに、淡路島一周の南淡でダウンヒルの右カーブで濡れた落ち葉でハンドルをとられ、腰部と上腕肘打撲と唇と眉を切ったことが、一番大きな落車でした。この時は、結構なスピードでしたが幸いにも軽傷で済み、以後、「ダウンヒルでは絶対にスピードは出さない」と肝に銘じて実践しています。あとの2件は、ビンディングシューズを初めて履いての「立ちごけ」と、2年前の夕方の少し暗くなりなじめた時に、信号で停止する直前に、アスファルトが高熱による変形で凹凸があり、やはりビンディングシューズが間に合わず落車というものです。「平地を侮るなかれ」ですね。

この日の落車(4回目)も幸いにも擦り傷と打撲のようでしたので、近くのドラッグストアで消毒薬とガーゼと絆創膏を買い、簡単な治療だけで、残りの30キロ近くを走りました。

熱海を過ぎ、真鶴駅を過ぎた辺りからでしょうか、全く車が渋滞から停滞状態となりました。ホテルは、昼過ぎに今日の予約を入れたのですが、この停滞で遅くなることが予想されました。しばらくすると中型モーターバイクの人達が、たまらず車の左側をゆっくりすり抜け始めていましたので、私もこれの最後尾で行かせてもらいました。感謝です。このため、何とか16時半にホテル(ホテルクニミ鴨宮)に着くことができました。ホテルでは早速、風呂に入り、傷口の消毒をし、ランドリーと夕食の調達で、これらはいつも通りですが、忙しいのです。

本日の走行距離:96.63キロ、平均:18.6(激坂に加え渋滞、停滞の為)、走行時間:5時間16分。

小田原のホテルに無事着いた

〇伊豆半島一周挑戦・・3日目 :2022/5/29(日) 標高874メートル へ

昨日に、この小田原の近くに住む高校時代の同級生にたまたま連絡すると、運よく小田原に来てくれましたので、朝から1時間ほど旧交を温めました。そこで、小田原から沼津までの道をいくつか尋ね、箱根駅伝5区のコースを走ることに決意しました。箱根駅伝5区ルートは、標高874メートルで、ヒルクライム20キロ、その後、沼津までの長いダウンヒル28キロです。

小田原から国道1号線を行き、この日は、気温が30℃近くありましたので、水の補給と休憩を4回と慎重にし、ペダルをゆっくりでもひたすらまわしました。10キロを過ぎると車の数もガクンと減り、カーブで車を気にせず走れました。やっと最高標高の書いた看板まで辿り着くことができました。その後、ここから芦ノ湖までが、ダウンヒルとは知りませんでしたね。このダウンヒルを快調に飛ばし、無事、13時15分に芦ノ湖に到着しました。小田原からの所要2時間15分。駅伝の選手が1時間10分そこらで行くのが、びっくりです。

芦ノ湖の遊覧船乗り場に到着
箱根峠からみた芦ノ湖

芦ノ湖で達成感に浸り、これから沼津までの28キロのダウンヒルです。ウイニングライドは「気を抜かず、ゆっくり」を肝に銘じて走りました。15:24沼津着。

本日の走行距離:48.69キロ、平均時速15.0キロ、走行時間:3時間14分。

3日間総計の走行距離:265.26キロ、平均時速:17.6キロ、走行時間:15時間3分。

なお、その日は、20時40分発のバスなのですが、シャワーと着替えがしたかったので、初めて「メディアカフェ」なるものを3時間利用しました。シャワーがあるのがいいのですが、清潔感がないのがネックですね。

輪行が可能なWILLERバス

伊豆半島一周挑戦(振り返り)・・獲得標高4700メートルにびっくり

家に帰り、レビューしてみると、今までのロングライドは、距離だけで行先を決めていました。人が行けるのだから、多少の坂でも大丈夫だろうで、そもそも獲得標高(上りだけの標高を累積)をほとんど気にしませんでした。それに気にしだすと行くのに逡巡してしまいます。

今回、帰ってきてネットで調べると、獲得標高は、四国一周1000キロで7000メートル、淡路島一周150キロで1100メートル、伊豆半島一周265キロで、な、なんと4700メートル!!!。これをみると、いかにイズイチが大変か今頃になってやっと判りました。また、私は自転車専用のナビもなく、アプリも入れていませんので、グーグルマップの標高グラフだけしか見ません。今回、これで見ると、グラフで見る限り、箱根の874メートルが突出し、箱根以外の坂は、激坂には見えなかったのですね。トホホですね。

でも、今回のチャレンジでまた一つ自信ができました。

今回の教訓 ①「多少の坂は十分な休憩と十分な水分補給により足も攣(つ)らずに登れる。」、②「かりに足を攣(つ)っても、10分か30分程度の休憩で、回復できそうだな」(真実かは?)。

以上

サイクリスト用HPに詳細を記載 http://royroy.wp.xdomain.jp/category/roadbike-roy/around-izu-peninsula-283km/

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朝起きたらまっすぐ歩けない!(救急車を呼ぶ)

血圧が一時200近くに・・

2022年2月23日

当日は祝日で8時過ぎに起きたら、めまいでトイレに行こうとしてもまっすぐ歩けず、壁づたいでトイレに行き、その後、何とか洗面まで行き、イスに座りました。周りが回る感じ。泥酔した時の頭が回る感じに近く、暫くじっと待つものの歩くのも怖いのです。どうしよう? 不安が頭をよぎりました。

脳梗塞なら動くのは良くないと考え、思い切って女房に言い、悩んだのですが、すぐに救急車を呼んでもらうことにしました。(救急車を呼んだのは生まれて初めてです。)8:30救急車がマンション前の道に止まる音が聞こえ、担架とともに救急隊員3名が家に来ました。リーダーらしき隊員が問診し、私は指の先を言われた通り動かし、また、目玉の動きをチェックされました。回転性のめまいがあり、体温、血圧を測定すると、36.1度、血圧上が180??にビックリです(いつもは上120程度)。救急車内でも問診され、そう言えば、昨日朝も起きる時に、フラフラして違和感があったが、その日は収まったこと、昨日の就寝時(2月22日23時半頃)、布団に入った瞬間、頭がぐるぐる回る感じがして、違和感があったことを言いました。昨晩は、もしかしたら何か(脳梗塞とか)あるかもと一瞬心配になりましたが、暫くして寝入ることができました。その後、家の中の廊下のコーナーで担架が入らず、三人がかりで頭を動かさないように慎重に家から出してもらった上で、マンションの通路で担架に乗せてもらい外の救急車まで運んでもらいました。

救急車では、隊員が電話で調整し、市内のO脳神経外科に運んでくれました。病院では救急入口から中に入り、MRIの手配をされ、担架にのったまま30分ほど待ち、看護師さんから質問を受けました。この時には血圧が200?になっていました。その間、救急隊員のひとりが残り、入院か転送か待っていました。その後、MRIを撮り(約15分)、すぐにドクターと面談しました。「脳ではない。良性。耳だろう。病室はコロナで満床なので、薬を出すから、家に帰って様子をみてほしい」!?。その後、担架から起き上がれるか聞かれ、「何とか」と言い、起き上がれはしたものの、ふらふら状態です。歩く自信もなく、多分まっすぐ歩けない上、歩くのが怖いのです。

膝に手を置き、体を支えながら、頭を心臓より下げ、ゆっくりゆっくり、一歩一歩、歩いてみたところ、何とか歩けないこともない状態です。もちろんふらふらです。

その後、女房が家にいる娘に電話をかけ、迎えに来てもらいました。たまたま祝日でこれはラッキーでした。めまいの薬3日分をもらい、休診日なので治療費仮払い2万円!!!を支払い、家に帰りました。やれやれ。(翌日、結局11,300円だった由)帰宅は11:30。それにしても、救急隊員の方は冷静で、問診も適格でただただ感謝です。家族にも感謝です。

MRIを撮っている時に、今まで、アキレス腱断裂とか、ロードバイクで落車とかいろいろなことがあったものの「人間ってそう簡単には死なないようにできているもんなんだ」と思っていましたが、今回、脳梗塞だったらと思うと、さすがに「これまでか」の感情が湧いてきましたね。

2022年2月24日(翌日)

依然ふらつきがあるものの熱はないようです。ネットでいろいろ調べてみると、耳からくるものでは、良性発作性頭位めまい症( BPPV )、メニエール病、前庭神経炎などあるようですが、難聴がないこと、風邪からきたものでないことを考えると、 良性発作性頭位めまい症( BPPV ) のようです。ブログを書いている人の例だと2週間くらいで収まるようでした。

https://bujikaerublog.com/how-to-handle-bppv/ (有難い情報です。このほかにもたくさんありました。感謝。)

BPPVというのは、簡単に言うと、耳の三半規管(XYZ軸3つのループ状の管)があって、どれかの管の中のリンパ液に小さな炭酸カルシウム粒が本来のセンサー位置から出てしまい、誤った情報を脳に伝え、回転性のめまいを起こす病気のようです。この小さな粒を本来の位置にもどす(原始的ですが頭を順番に傾けたりするエプリー法)か、自然にリンパ液に溶けるかすれば治るようです。なお、サッカーの澤穂希選手が遠征中になり、一ヶ月で復帰しています。病名はこの時に有名になった由です。

2022年2月25日

少し、ふらふらが収まりかけてきたので、マンション1階へ朝のゴミ出しと新聞取り(約400歩)は行けました。17時頃になり、歩いてみようと散歩に行くも、500メートルほどでふらつきと気分が悪くなり、帰れるか不安でゆっくり最短距離で何とか帰れました。

2022年2月26日

朝起きると、頭が回る感じがおさまらず、トイレに行こうとし、歩けはするもののフラフラがきつく、8時35分に、市内のH耳鼻咽喉科に電話しました。すると、時間がかかるので整理券を代理で取りにくるよう指示され、女房に頼みました。
娘に車で連れて行ってもらい、予約前の9時45分にH耳鼻咽喉科に着きました。血圧、上160で、ふらつきは23日の救急車搬送時よりきついようでした。目が泳ぐ感じです。左右の聴力検査、めまい頭位検査をし、診断の結果は、頭の位置(頭位)を動かすと眼振(赤外線カメラで目が泳ぐのでしょう)が「少しでている」とのことでした。私から、「これは、良性発作性頭位めまい症ですか?」と聞くと、先生は、「多分、そうBPPV。でも血圧の高いのがめまいから来るのか、血圧が高いからめまいになるのか?後者なら循環器系となります。卵が先か、鶏が先かという話です。」という返事でした。でも糖尿病とか高脂血症とかは今ままで無縁でしたので、えっ?と言う感じでした。これからは、血圧を朝夕測ることと、O脳神経外科と同じ薬と、めまい止めの薬、頓服としてひどい時の3種類をだす由でした。

その日は、頭を動かすごとにふらつきを感じ、家事、例えばフロ洗いをしましたが、揺れる船の上でやっているようでした。

2022年2月27日、28日

無理をして外で歩くと、家まで戻れないか不安があり、安静にしていました。もっぱら、ウクライナ情勢をテレビやネットで見ていましたね。

2022年3月1日

朝のゴミ出しと新聞は何とか行けました。その後、掃除をしたあとの10時半頃の血圧で、下が100を超え、頭を少しでも動かすたびにめまいが起こります。卵が先か鶏が先か論に、今までは、BPPVによるめまいが血圧を押し上げると確信していたが、ここにきて自信が揺らぎました。過去の人間ドックの記録が見つかり、見ると血圧はいずれも120/75程度でした。リタイヤ後の6年で高血圧になっていたのか? それはないとは思うものの、だんだん不安になります。

2022年3月2日

朝のゴミ出し、新聞取りは往復、階段で行けましたが、ふらつきあり、手すりに手をかけれるように歩きました。この日から血圧が正常値に戻ってきました。130~125/80台。脳が学習してノイズカットしたのでしょうね。でも、12時前に掃除をしたときは、まるで船上にいるようでした。少し無理をして、15時から散歩にいきました。ゆっくりですが、3000歩程度歩けました。でも家にまた戻れるか不安でしたね。

2022年3月3日

朝のゴミ出し、新聞取りは往復、階段で行けました。ふらつきは、小舟から中船に乗っているように少し減りました。

2022年3月4日

今日は、朝からゆっくり歩いて、H耳鼻咽喉科に再診に行きました。血圧は正常に戻りましたので、私自身は、BPPVしかないと確信していましたが、案の定、先生が眼振を調べると、出ていないとのことで、BPPVだといいました。色々聞いてみますと、先生(ちなみに女性)自身、経験があるとのことで、(若い頃?)試験の前日にBPPVになり、めまいの薬を飲んで受験した由です。えっ?そんなんでよく行けたものと思いました。私なら無理ですね。同じ体験があるというのは本当に心強いです。言葉が通じます。助かりました。そこで、他の人のBPPVのブログでは、4日目でしっかり歩いている人もおり、私は治りが遅いようだと聞きますと、「個人差はしょうがない。でもあと一週間もすれば大丈夫」とのことでした。また、薬は気休めなので、赤の薬だけにしますか?と聞かれましたので、そのとおりにしました。

その後、今日は、3月6日ですが、まだ少しめまいが残っているものの、4000歩程度であれば、歩くのは問題ないですね。

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門司ー長崎236キロソロライドに挑戦(途中でスマホがえらいことに・・)

長崎の坂本龍馬像(激坂の末・・)
行きたかった亀山社中(陸奥宗光の足跡を訪ねたかったのです)

2021年10月のコロナの緊急事態の解除を受けて、ソロライドならそろそろと思い立ち、リサーチをしてみました。 いくつかソロライドで行きたいところがあり、その候補の中から、輪行後起点となる場所から2~3日で、2~300キロ走ることを想定し、かつ、私がまだ行ったことがなく、ぜひ行ってみたいと思っていた長崎へのソロライドができないかに絞り込み、その経路や、旅費、日程等につき、調べてみました。  ネットで調べると、大阪(梅田)または三宮から福岡まで輪行のできるバスが2本ありました。一方、四国一周で初めてフェリーを使ってその便利さ(バイクを畳む必要がないことや、コロナ対策で密はバスよりも避けれる等)を経験していましたので、今回も、フェリーも候補に検討しました。 フェリーは、神戸の六甲アイランド港から門司へ行くフェリーが見つかりました。

種々検討の結果、 出発は、2021年10月20日(水)とし、バスで行くことに決めたのですが、10月19日に、予約状況をみると、何と満席でした。あれっ?! それまでも何度かネットで見た時は、常に空いていたのに。仕方なくフェリーの状況をみたところ、阪九フェリーは空いていました。 そこで、2021年10月20日に自宅の明石から六甲アイランドまでロードバイクで行き、フェリーに乗り、翌朝7時、門司に到着し、その後、博多を目指し、初日130キロで唐津まで、二日目は106キロで、唐津から長崎までのライドをする計画としました。また、長崎では、いくつか行きたい場所もあり、到着後は一日休養と観光をし、翌日、JRで長崎から輪行で、博多からバスか、門司からフェリーに乗るというコースを想定しました。

予定通り、2021年10月20日(水)に自宅からロードバイクで38キロ走り、六甲アイランド阪九フェリーターミナルに行き、午後6時半のフェリー「せっつ」 に乗船し、翌日の朝7時に新門司港に到着しました。あいにく小雨模様です。陸に上がり、とりあえず雨対策(撥水ズボンとジャケット)をして、7時45分に今回のソロライドをスタートしました。

 その後、国道3号線をしばらく行くと、博多の表示があり、ひたすらこの国道を進みました。国道3号で博多まで60キロ程度走ると、渋滞区間があり、やっと混雑が抜けたところに「昭和通り」とあり、これに唐津の文字が出てきました。ほっとしました。あとはまっすぐ進むだけです。しばらく進むと、きれいな砂浜(長垂海浜公園)がありました。2つ目の砂浜(姉子の浜)には、多くのサーファーが、この少し肌寒い中、沖で波待ちしていました。

ここで、今日の宿を予め想定した「虹の松原ホテル」をネットで押さえました。実は、余裕があれば、伊万里までと思っていたのですが・・・。どうも、100キロを過ぎると、スピードがかなり落ちてしまいますね。

宿に近づく直前に、広大な、松林があり、その広さと、高く茂った松にびっくりです。「虹の松原ホテル」は、広大な松林を抜けた所にありました。

本日の走行距離は、129キロ。

翌日、朝起きると、またもや、あいにくの小雨でした。今日は、長崎までの106キロなので、あまり早く出ても、ホテルのチェックイン待ちとなるため、8時半に出発しました。出発するとすぐに、小雨が大雨になり、いやな思いで、慎重にロードバイクを進めていると、伊万里あたりでは、晴れ間がでてきましたので、撥水ズボンを脱ぎ、多少は走りやすくなりました。

####### スマホがない?! ########

唐津から30キロ程度走った時でしょうか、ふとハンドルのスマホホルダーを見ると、スマホがないのです。あれっ・・・。慌てて、バイクを止め、後ろを見ましたが、見当たりません。途方に暮れ、100メートル位戻った道路の端に、無惨にもクルマにひかれた私のスマホを発見しました。その時は、頭が真っ白になりましたね。まず、長崎への道がわからない、次に家族に連絡できない、帰りの足の予約ができない等々。唯一幸いだったのは、長崎の宿の予約は、たまたま唐津で済ませていたことです。でも、ホテルの場所がわからず、これは聞けば何とかなりそうです。

落ち込んだ気持ちを立て直し、昨晩グーグルマップで見た道を思い出しました。多分、国道202号線を行けば何とか長崎まで行けるだろうこと、そしてできるだけ早く長崎につき、スマホ店(楽天モバイル)に行くことを念頭に走りました。

202号線を行くと、方向だけの勘?でペダルを進めましたが、長崎まで60キロ位になった時でしょうか、道路標識に長崎の文字が出た時は、ほっとしましたね。当然ですが、スマホが壊れたので、マップもカメラも使えません。大きな橋(西海橋?)では、写真を撮りたかったのに、空白の数時間です。

何とか15時頃に長崎に着くことができました。普通ならここで達成感に浸れるのですが、そんなどころではなく、まず最初に行くべきは、長崎駅の観光案内と思いつき、幸いすぐに見つかり飛び込むと親切な女性職員が、観光地図にホテルと楽天モバイルの位置をプロットしたものを渡してくれました。感謝感謝です。

すぐに眼鏡橋そばの楽天モバイルに飛び込み、事情を話すと、ここでもまた親切な女性店員が対応してくれ、無事、新しいスマホを買い、すぐに繋げてくれました。なお、あんなにひどく車に轢かれたスマホでも、SIMとSDカードは、生きていました。これもラッキーでしたね。不幸中の幸いってあるものです。

車に轢かれたスマホ

その後、ホテルにチェックインし、いつも通りランドリーで洗濯をし、風呂で汗を流し一息つきました。新しいスマホも使えるようになり、早速、帰りの予定を考え、JR特急の予約と乗車券は明日に長崎駅で購入するとしても、どこまで行くか決めねばなりません。その前に以前から考えていた門司近くの高校時代の友人に会えれば、門司で会いたいと思っていましたので、会えるなら門司からフェリー、だめなら博多からバスを検討しました。その友人に久しぶりにメールすると都合よく門司で会うことができそうでしたので、結局、明後日の帰路は門司までJRで行き、門司港から六甲へのフェリーに決定です。

この日は、 走行距離:106キロでした。2日間で走った距離:235.26キロ、平均時速:22.24キロ、時間:10時間29分でした。

長崎では、「ホテルマリンワールド」で、2泊しました。ロードバイクの部屋置きも難なくでき(一般的にはまだ、交渉してもダメなケースが多いのです)、中華街も近くで、フロントの方も親切でした。

長崎に着いた翌日は、ロードバイクのサドルバッグを外して動き易くし、まず、長崎駅で翌日のJRの切符を購入しました。その後、最初に浦上天主堂、平和公園、次に一番行きたかった亀山社中(竜馬も好きなのですが、陸奥宗光の足跡を訪ねたかったのです。)を目指しました。亀山社中では、延々!!(数十段)とバイクを担いで階段を登りました。ロードバイクを担いで階段を行く奇特な人はいないのでしょうね。その後、坂本竜馬像がある公園を目指したのですが、これが仲々の激坂でした。

予定した観光をした後はホテルに戻り、ロードバイクを部屋に入れ、フロントで長崎ちゃんぽんの美味しい店を聞き、遅い昼食に行きました。立派な店で、安くて美味でラッキーでした。

翌朝、朝9時にホテルをロードバイクで出発し、長崎駅でロードバイクを畳み、輪行袋に入れました。その日は特急「かもめ」に乗り博多まで、快速で門司駅まで行き、午後2時前に門司に着きました。門司駅では、コロナ下、2年ぶりに高校時代の旧友と再会でき、遅いランチを取りながら2時間ほど楽しい時間を過ごせました。無論オープンエアのレストランで、会話はマスクですね。 ランチを終えた後、4時半に、輪行のまま門司駅から新門司港行きの連絡バスに乗り、6時半の阪九フェリーに乗船しました。乗船後、往路同様にゆっくりと船内の露天風呂を楽しみ、ビュッフェでおいしいビールを飲み、今回の旅を振り返りました。

翌朝2021年10月25日(月)朝7時に六甲フェリーターミナルに着きました。外はまたもや雨です。困った。流石にこの雨では、ロードバイクを組み上げる気にならず、JRで輪行することにしました。我ながら根性がなかったですね。

今回のライドを振り返ってみて思うのは、ワンウエイの旅程だと輪行で重たいロードバイクを運ばなければならないのですが、一周(ラウンド)だと、沖縄一周のように起点(那覇)に輪行バッグを預けることができ、重い輪行袋を持ち歩く必要がなく、また、達成感という意味では、ラウンドの方があるような気がしますね。

次回は、どうしようか・・。

詳細は、サイクリスト用ホームページに記載。

http://royroy.wp.xdomain.jp/category/roadbike-roy/roadbike-roy-roadbike-roy/

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