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西粟倉ヒルクライム(2023秋)・・昨秋のリベンジ!

2023年9月3日(日)西粟倉ヒルクライムの秋大会にチャレンジしました。この春の大会は完走で、リベンジを果たしたことは書きましたが、そもそも去年の秋大会が、途中タイムオーバーだったので、本来はこの秋大会がリベンジマッチなのでしょうね。コースをじっくりみると、同じ12キロでも、春と秋ではコースも違うのでした。まあ、大した違いはなかろうと高をくくっていました。

9月3日(日)朝6時半に家を出発しました。今回は、たまたま女房と長女が、大会会場の近くでおいしいお店を見つけた由で、一緒にこの早朝から行くというのです。もっとも会場へ着けば別行動ですが・・。

すべて高速道路で100キロ走り7時45分頃には、会場へ到着し、8時からのエントリーには十分間に合いました。

会場に到着

いつもながら、すでに多くの方が来て、アップしていましたね。9時から開会式があり、聞くと今回も我々60才台と、70才台そして女性が、先頭スタートでした。どうも春大会からこの方式に変更されたようですね。それと、8キロ地点で昨秋同様、タイムオーバーがあるようなことを言うのです。春はこれがなくて、女性の最終ライダーの到着を全員で待って、拍手で迎えたのになぜでしょうね。いつも警察の方も来ているので、道路の封鎖の時間とかの関係のようなことを話していましたが、これも毎回ですが、説明のスピーカーの音が室内で反響するため、うまく聞き取れませんでした。私としては、このタイムオーバーの8キロをクリアーしてここを60分以内で通過という目標としました。

開会式
スタート地点

10時にスタートしましたが、春から我々高齢者からのスタートなので、後ろにいる100名程度の参加者のほとんどに抜かれる予想です。私もこの春は少し抵抗がありましたが、今は一行に構わないのですね。スタートしてすぐ、最初から結構な激坂が続きます。昨秋に走っているハズなのに、なんだか別のコースのように感じるのです。トンネルを抜けた4キロ手前からの細い道でたぶん15%以上の激坂があり、私は狭いのでフラフラで、私のすぐ後ろの女性が、しょっちゅう「後ろから来ま-す!」と声をかけてくれるのです。この女性(阪神タイガースのジャージの人)には、本当に感謝です。この坂で、結構な人に抜かましたね。ここが若い人の脚力との違いでしょうか。私としてはまたもや、昨秋にここを本当に走ったのかなあーーーですね。

今回はいつもにも増してコースマップと高低表を見てきたので、とにかく8キロまで頑張ったら、あとは大した坂はないということが分かっていました。この日も異常気象で気温も32度以上あり、ヘロヘロ状態で、かつ給水できそうなフラットなところがなくて困りました。私としては、「口から心臓がでるくらい」辛かったですね。「秋は止めよう」とも何度も思いました。そうこうするうちに、昨秋にタイムオーバーになった地点を通り過ぎましたので、心底ホッとしました。あとは、ゆっくりでもゴールできると確信しました。その後の4キロは予想通りで大した坂もなく、無事ゴールできました。

ゴールしてみると、大勢がいたので、私としては、これだけの人に抜かれたんだと思いましたね。その後、何故だか、主催の人の指示でまだゴールしていない人を待たずに、下山し始めていました。あとでわかったのですが、私の後の数名以外は、どうもタイムオーバーのようです。秋大会はタイムオーバーがあるのですね。やっぱり春とは違うことが分かりました。私と数名が最終に近かったのですが、困ったことがありました。給水の大きなタンクの水が、私の前の人で空っぽになってしまったのです。聞くとトイレの前に湧き水があるので・・とのことで、迷いましたが、少しやむなく飲みましたね。春の時は、冷たいトマトもあり、下山途中の100円カレーもありましたが、このインフレでなくなったのかもですね。

下山した後は、家族と合流し、私はいつも通り近くの日帰り温泉で汗を流しました。そういえば、この温泉の割引券もなくなりましたね。

昼ご飯の時に、リザルトがでていたので、確認すると私は1時間7分17秒で、86位で90名がゴールしており、私の後ろには4名いました。それ以外で17名のDNFは、どうもタイムオーバーのようですね。また、60才台では8位で、最下位でしたが、私としては、ぎりぎりながらリベンジできたと思っています。また、家に帰ってから、2023年の春と秋の大会のリザルトも掲載されており、これを見ると、私が何と2大会ともゴールしたので、36位でした。ちなみに最後は37位ですがね。でもこの中に入るのって、私にとっては結構大変なのです。

最後にいつも、驚きますが最高齢は78才で、1時間22分台でゴールしています。なお、昨年私と一緒で途中、タイムオーバーになった79才の方はどうしたのでしょうね。今年はお顔を見なかったような・・・。

60才台で8位、全体で86位! 赤は最高齢78才でのゴールです。
2023年春と秋大会の総合順位で、私は36位。

西粟倉ヒルクライム再挑戦(2023春)・・リベンジはできたのか?

また、来たあ--

昨年の2022年9月4日の西粟倉ヒルクライムで、8キロ地点でのタイムオーバーにより停止をさせられ、記録なしに終わった記事を書きましたが、この大会が終わった段階では、「二度と出ない」と思っていたのです。ところが、たまたま、2023年5月21日に、ネット(スポ-ツエントリ-)で、2023年6月4日開催の同じ大会の「春大会」を見つけ、それだけでは、まあどうでもよかったのですが、よく見ると、その案内にかなり前の私の写真が写っていたのですね。ちょっとびっくりしました。そこで、これも何かの縁かと思い、リベンジの気持ちが湧いてきて、迷った末、結局申込最終日にエントリーしてしまいました。

今回の大会に合わせて何か特別な練習とかは、時間的にも無理でしたし、週1回35キロのルーチンライド以外は、台風2号の接近で、雨が続いており為す術もなしでした。その後、大会前日にやっと晴れたので、近所の1キロほどの坂があるのですが、そこを7~8回登りましたね。

2023年6月4日の大会当日は、5時半起きで、6時半に車で出発しました。すべて高速道路利用で100キロ走り、現地に7時45分頃に着きました。昨年は6時出発でしたので、早く着きすぎたのですが、今年はちょうど良い時間になったものの、駐車場が遠くなるんですね。知りませんでした。

開会式の様子--あれっ何か違う!!

今回の大会では、開会式の説明を聞いていると、何か違うのです。それは、①昨年は年齢の若い順からのスタートでしたが、今回は年齢の高い順でスタート??、②どうも途中のタイムオーバーのことを聞かなかった??のです。あれっと言う感じですね。そういえば、去年の秋大会のタイムオーバーは、一番後ろからスタートした我々60才以上と女性とママチャリの高校生だけがリタイヤとなったのですが、我々よりも早くスタートした60才未満の人でも、チェックポイントまでの所要時間では、遅延者がいたかもしれませんね。きっと、あのあと何かクレームがあったのでしょう。

スタートライン(今回は年齢の高い順?になり、我々の後ろに約120名が並んでいます。)

私は今回はリベンジで完走が目標ですので、前回と違い一応、コースと勾配をじっくり見てきたのと、私のサイコンでは距離を表示させていますが、時間の表示はボタンを押す必要があったので、腕時計(軽いもの)をして、これにより時間を常に見ながら走ることにしたのです。

参加者は全員ゼッケンに、ABCDEFWの表示があるのですが、我々60才台は、「E」で、スタートは、「E」「F(70才台)」「W(女性)」が同時スタートで、最初だけ、この同年配集団で走るのですが、当然のことながら、若い人達が抜いて行きます。その数やすごいですが、ただただ彼らの脚力にびっくりするばかりですね。どうしたらあれだけ走れるのですかね。

スポーツはみんなそうだと思いますが、ヒルクライムは特に「何でこんな苦しいことを好き好んでしてんのか?」と途中で何度も心が折れそうになりますね。また、私はただ完走目標だけなんですが、どうも抜かれるとあまり良い気分になれないのはどうしてでしょうね。まして、「E]と「F」の人には・・・。私は途中で、すぐ前を行く「E(60才台)」の人の後ろをほぼ同じ速度でついていたのですが、ゴールの手前あたりで、もうすぐだと思い一旦抜いたんです。ところが、ゴールまで持続できず、また抜き返されてしまいました。流石にこの大会には、慣れておられるのでしょうね。

約1時間あまり、私は、ただただ我慢をしながらペダルを回し、獲得標高660メートル、標高1100メートルのゴールに辿り着きました。今回はリベンジでしたので、完走で達成感はありましたね。良かった。

今回、ゴール地点ですばらしいことがありました。我々が下山しようとした時に、最終で登ってくる人がいるので待ってほしいというのです。暫くして、一人の女性が、ゴールしてこちらに向かってきました。下山しようとする全員から大拍手でしたね。その女性は、ロードバイクですが、ビンディングペダルではなく、フラットペダル(普通の自転車と同じ)でした。すごいです。また、昨年の秋大会で、私と同じようにタイムオーバーでリタイヤした「F(70才代)」の方を見つけました。去年と同じウエアと顔ですぐにわかりましたので、声をおかけしようと思ったのですが、中高生のような年の方(お孫さん?)と喋りこんでおられたので、やめましたが・・。

下山の途中で、この大会の名物の先着60名、100円カレーを初めて食べてみました。すきっ腹に浸みますね。有難し。

車に戻り、いつも通り、近くの日帰り温泉で汗を流し、大会HPのリザルトを開いてみると、私は、60才台19名中、12位で、55分37秒でした。同じコースなのか不明ですが、この大会の以前の名前「ヒルクライム若杉」で走ったことがあるコースであれば、58分台であったような・・。

また、あの拍手を受けた最終ライダーの女性が、1時間30分であったことや、四国からの参加者であったことがわかりました。お疲れさんでした。

また、私と同じ昨年タイムオーバーだった「F(70才台)」の方は、何と、79才で最年長であることがわかりました。これまた、たまげましたね。私には絶対無理ですね。

2024/6/4の西粟倉ヒルクライムのリザルト

前回の記事はこちら・・・4年ぶりに西粟倉ヒルクライムに挑戦・・結果は?

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4年ぶりに西粟倉ヒルクライムに挑戦・・結果は?

岡山の西粟倉に到着

2022年9月4日(日)に4年ぶりに岡山の「西粟倉ヒルクライム」に参加しました。コロナ下で大会がなくなったり、あっても躊躇していたのですが、いままで3回の参加実績(2016~18で、但し場所は同じで当時は「ヒルクライムIn若杉」という名前でした)があることや、エントリーフィーが安く(3000円)、コロナのことや天候などの状況次第で無理してまで行かない、不参加でも構わないという前提で申し込んだのです。

当日は、台風の影響の風が心配されましたが、運よく風もそれほどでもなく、晴れでした。朝5時起きで、車にロードバイクを積み、6時に家を出発し、100Km運転し、約1時間半で現地に到着しました。明石からだと播但および山陽、鳥取の各自動車道ともスイスイで予定より1時間以上も早く着いてしまいました!?。会場について見渡してみると、いつもながら高そうなバイクが多く、1グラムの無駄もないレース仕様がほとんどです。私のようなロングライドをする上で、ヒルクライムが避けられないためにやりはじめ、ロングライド同様に完走が目標の参加者はマイナーなのでしょうね。

今回、久しぶりに来てみて驚いたのは、ディスクブレーキが、半分近くもあったことです。時代の流れなのでしょうね。私のような輪行をする場合には、ディスクは少し厄介(バイクを畳む時に壊れないかとか・・)なのですが。

9時過ぎからの開会式のあと、170名ほどの参加者が、10時10分から順次スタートして行きます。若いグループからですので、私は、60才台(Eグループ)と70才台(Fグループ)、女性(W)の3グループ約15名とともに、最後での一斉スタートです。(エントリーはE12名、F2名、W1名でした。) 最後のスタートというのは、順位を争う参加者に迷惑をかけず、これもいいですね。

開会式の様子

私は、距離12キロ、獲得標高806mの完走が目標でしたので、後ろから4番目ぐらいで、ゆっくりベースで行きましたが、過去3回のコースと違い、勾配がきついのです。あれっていう感じです。ちょっと戸惑いながら我慢して登っていきました。途中、6Kmくらいまでで、50才台(Dグループ)から遅れてしまった人が2名と、高校生のママチャリ参加(ほんとうにすごいことです。よく登ってこれたねと声をかけましたが・・)1名を抜きました。もっとも、後ろにいた同じEグループの1名と紅一点の女性には抜かれましたが・・。そんな中、8キロ地点で、何やらスタッフが進行を止めているので何事か聞くと、「タイムーオーバー」とのこと???。初めてのことで、そういえば、開会式の時に「11時までに、チェックポイントに着かなければ・・」と言っていたような。他人事で聞いていました。

どうも私の前にいた2名と後ろの5名(多分?)が、タイムオーバーのようです。残念ながら、今回は記録も残らないようです。今まで3回は、ネットに記録が残っていたのに・・。

その後、一緒に下山した中で2名の参加者(EとFグループ)が、メインのスタッフに、少しタイムオーバーが早いのではという質問をしておられました。1名のFグループ(70才台)の方は、あっちこっちの大会の参加経験者で、「ここは一番早いタイムオーバーではないか」とくい下がっておられました。その時のスタッフの回答は、「前回春の大会もこの時間で切り、誰もリタイヤがなかった」ということでした。(コースは一緒なのかは調べていませんが・・)

よく考えてみると、この70才台の方は、参加者が少ないので完走さえすれば、表彰台なのです。私は全く縁がないのですが、表彰台に立つって、いくつになっても、きっと頑張ったあかしで気持ちのいいものなのでしょうね。

当日の記録:スタートから8Kmでタイムオーバーでリタイヤ。下山と合わせ、計測は、往復距離17.26Km、時間:1H22M40S、平均時速12.4Km。獲得標高634m(ゴールの場合は、806mでした。)

(追記)最後のスタートの後ろに、登録外(ゼッケンなし)の若い方が「抜かない」ということを条件に「一緒に走らせてもらってます」と言っておられました。この方がすごい高そうなバイクで、いかにも早そうな恰好でかつグローブなしでした。私達たちがタイムオーバーで待っていた時も余裕でしたが、あの人は何だったのしょうか。聞いておけばよかった。有名な人だったのでは?

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